レオナルド・ダ・ビンチ さん

1452年4月15日(ユリウス暦)午後9時40分、ヴィンチ(イタリア)生まれ

KNeko;おっ、久しぶりにおばちゃんの歴史上の人物シリーズやん。レオナルド・ダ・ヴィンチさんって、なんや、楽しみ!

おばちゃん;うん、実は、前にメールでリクエストもらってたんやけど、書くのん、だいぶかかってしもたんや。ごめんな。読んでてくれてるかなぁ。

KNeko;あれっ、4月15日生まれなのに、おうし座?

おばちゃん;あぁ、当時のイタリアでは暦自体が違っててな、星の位置を割り出すのん、ちょいと細工がいるんやけど、だいたいこれであってるはずやで。って、そもそもこの時代にイタリアなんて呼ばれるわけないんやけど。
まぁ、古い人、扱おうと思ったら、いろいろあるんや。時間も一筋縄ではいかへんし。日本でも昔は、旧暦やったり、時間の数え方もちゃうやろ。そういうこっちゃ。
まぁ、そんなことより星、見よな。星。さすが、ダ・ヴィンチさんって星やで。

KNeko;えっと、審美眼には定評のあるおうし座生まれで、そのルーラーでもある金星も、おうし座。
月は、おうし座とは違う意味で、優れた美的感覚を持つうお座で・・・って、えっ、ちょっと、この月もすごいんとちゃう!
私、うお座の月って、儚げでとびっきりきれいでって憧れがあるんよ。それだけでも、すんごい魅力的なのに、このアスペクトと来たら!

おばちゃん;あはは、あんたもそう思うか。ほしたら、そこから順番に行こうか。
まずは、月が木星とコンジャンクション、な。うお座の月は、さっきKNekoちゃんが言ったとおり、とびっきりの美しさを感じさせるとこあるんや。もともと、うお座は夢幻・無限ってイメージのある星座で、手に触れることもできないけど、確かに、そこにあるもんをつまらないもんとして捨て置くんやのうて、感じ取ろうとする星座や。そこに感覚を司る月が来ると、心の中に、どれだけ広く深く世界が広がってるんやろかちゅうふうやろ。

KNeko;でっ、そこの保護・拡張の星、木星が重なってるんや。

おばちゃん;そやで。木星って、物事を肯定的に受け入れて、ええやんええやん、そのまんまで、どんどん行きって言ってくるような星やろ。そやから、うお座の心の世界がさらに大きく広がっていくんや。

KNeko;そんで、この月&木星と太陽がセクスタイルで結ばれてるんやね。特に、太陽と月は、かなり誤差が小さいから、誰よりも敏感に美しいものを感じ取れる組合せって言えるんかも。

おばちゃん;そやな。そんで、このセクスタイルに注目するなら、海王星も含めて見てみてや。これ、ヨッドって言ってもええと思うで。

KNeko;うぁ、ほんまや。ここで、夢幻の星、海王星まで登場なんや。どこまで豊かな感覚を持ってはったんやろ。それこそ、心が夢幻・無限の世界、大宇宙につながってても不思議ないで。それから、この海王星は、やや誤差ありやけど、おうし座の金星とも、トラインなんや。

おばちゃん;なっ、すごいやろ。これだけで、ご飯3杯はいけるで。

KNeko;・・・すんません。おばちゃんには、美的センスありません。

おばちゃん;おいこら。
でも、ヨッドの話するなら、もう1個の方もしとかんとな。こっちも誤差はぎりぎりやけど、月&木星、海王星、そんで、爆発的なエネルギーの星、冥王星の組合せな。

KNeko;あっ、ほんまや。そんで、冥王星は太陽とスクエアなんや。
そうすると、ここぞって時は、誰よりもタフで、ちょっとやそっとでは諦めないパワーを秘めた人ちゅうこっちゃね。おうし座もうお座も、あんまり前へ出てく星座やないけど、冥王星とのアスペクトがこれだけ効いてたら、一見物静かに見えたとしても、只者やない存在感を感じさせるタイプやったってことやろな。

おばちゃん;そやな。やり抜くちゅうことでは、おうし座もなかなかに強い星座やけど、冥王星のパワーが重なると、なかなかにすごいんとちゃうかな。

KNeko;頑固一徹、向かうとこ敵なしってか。
おうし座もフィックスドで、頑固なとこあるけど、行動の星、火星もフィックスドのみずがめ座で、俺は俺の信念で行動する!って感じやね。

おばちゃん;そやそや、ここは私も突っ込みたかったんや。常識の枠の外にあるようなみずがめ座のこっちゃから、これまでの常識にとらわれない行動が取れるってとこ授かってはるで。もちろん、時代背景もあるやろけど、新たな時代の扉をくぐってく人には、みずがめ座の星はよう似合うで。

KNeko;まったく、おばちゃんは、みずがめ座や天王星のファンやねんから。
そやけど、このみずがめ座の火星、土星とトラインになってるのも面白いなぁ。ただユニークなだけやのうて、忍耐強さや信念のようなもんを感じるで。

おばちゃん;うんうん。

KNeko;そやけど、こうしてみてると、とびっきりスケールの大きい感受性や旧来の常識にとらわへん、ひるまない行動力の持ち主さんちゅう感じやね。芸術家さんとしては、なるほどって思うけど、頭の切れを感じさせる学者さんってタイプやなかったんかも。

おばちゃん;う~ん、そもそもこの時代、芸術と科学ってどれぐらい区別されてたんやろか。まぁ、今の時代でも、真理を追い求めるちゅう点では同じやしなぁ。
ただ、ダ・ヴィンチさん、とびっきりの感受性、想像力が、全ての源泉にあった方やったようには、思えるなぁ。

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