荒木飛呂彦 さん

1960年6月7日生まれ

KNeko;ジョジョシリーズの作者さんやね。おばちゃん、ああいうのんも読むんや。

おばちゃん;まあな。独特の画風と駆け引きが、ええんや。特に第3部とか、好きやなぁ。

KNeko;第3部ちゅうたら、タロットをモチーフにしてたっけ。スター・プラチナとか。おばちゃん、波紋やスタンドは使わへんけど、タロット使いやもんな。

おばちゃん;おいおい、その言い方はないやろ。

KNeko;ごめんごめん。
ふたご座生まれで太陽が天王星とセクスタイルなんや。土星を加えたら、ヨッドやんか。

おばちゃん;あぁ、ふたご座らしいちゅうか、風のエレメントらしい面白さが出てくるアスペクトちゃうかなぁ。好奇心旺盛で、いつもアンテナ張ってるようなふたご座に、奇想天外、なんでもありの天王星が手を貸してるかっこやろ。
自由な発想で、どこまで行くんやろって感じや。頭脳を駆使して、ちょいと引っ掛けを作ったりにも強い組合せやで。

KNeko;あっと、驚く展開に、気持ちよく引っかかってくださいちゅうやつか。物語の作り手さんには、ものすごプラスになるアスペクトかもな。読む方からしたら、次、どないなるか想像もつかへんで、必死でページを繰るって感じな。
あと、土星は、どうやろ?

おばちゃん;うん、どない思う?

KNeko;そやな、制限を課してくるとも読めるけど、うまく使えば、チェッカーの役割ちゅう感じもするかなぁ。そんなんあかん、とか、すぐダメだししてくるけど、そのチェックを潜り抜けたら、抜群の出来、ってこっちゃろ。
せっかくのふたご座&天王星コンビやから、中途半端に妥協せず、それをどんどん磨いて、ほんまにすごいもん作り出してほしいもん。読み手の私らにとっては、ぜひ、土星にがんばってほしいもんや。ハードルをあげてくれるもんな。

おばちゃん;おいおい、人の土星やからって・・・。自分の土星にも同じこと、言えるんかいな。ハードルを越えるのに、ひいひい言ってへんか?
まぁ、厳しいけど、厳しいだけやない土星がええ感じに効いてるなぁって思うことは、結構あるけどな。荒木さんの土星にも、ちょいとそんなとこ、あるか。

KNeko;えーと、太陽と天王星とヨッドを作ってるとこと、げっ、おひつじ座の火星とスクエアになってるやん。これって、そんな生易しいもんとちゃうんちゃう?

おばちゃん;まあな。そやけど、この火星は、なかなかの突っ込みどこやで。

KNeko;そらそうやん。おひつじ座の火星ってルーラーで、エネルギー・パワーがマックスちゅう感じやん。しかも、さっきのふたご座の太陽&天王星とアスペクト組んでるやろ。特に、天王星がおひつじ座の火星に絡むって、まさに、道なき道を四輪駆動車で大爆走って感じやん。そこに、スクエアで土星って、いきなり急ブレーキで、なんか、行きどこを失ったパワーとエネルギーが大摩擦を起こしそうやん。

おばちゃん;うん、ちょいそういうとこは、あるやろな。そやけど、この土星がなかったら、荒木さん、おとなしく机に座って、漫画描いてはれへんかったかもな。おひつじ座の火星とこの太陽、天王星やったら、それこそ、自分が好奇心に駆られて冒険したいってなって、冒険物語を描く方に行かへんかったんちゃうやろか。
この土星は、漬物石みたいなもんで、これがあるから、じっくり一つの所に留まって・・・ってことができるんかもな。ある意味、重りになってるかも知れへんけど。

KNeko;おばちゃんかて、人の土星や思って・・・。

おばちゃん;うん?

KNeko;あと、知性の星、水星はかに座で、記憶力抜群!って位置なんや。そんで、海王星とかなり誤差の小さいトラインちゅうのは、イマジネーションに富んだ知性って感じで、こっちからも、面白い物語が生まれてきそうやわ。
いろんな素材を効率よく集めて引き出しに収めてて、そこから、あっと驚く発想で物語を生み出しそうで。

おばちゃん;なるほど、なるほど。

KNeko;ほんまは、さそり座の月が海王星とコンジャンクションになってるかどうか、気になるとこなんやけど・・・。とびっきりの感受性を感じさせる組合せやからなぁ。
まぁ、ここで、深い思いを感じさせるさそり座の月、ちゅうだけでも、面白いかなぁ。

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