サン=テグジュペリ さん あの人は ☆彡 1900年6月29日、午前9時15分、リヨン(フランス)生まれ KNeko;サン=テグジュペリさん?えーと、絶対、どこかで聞いてると思うんやけど・・・。 おばちゃん;そらそうやろ。あの「星の王子様」の作者さんやで。 KNeko;「星の王子様」の作者さんの星は、どんな星っと・・・えっ、何、この並び方!? おばちゃん;はは、KNekoちゃんのオヤジギャグも引っ込むほどのインパクト!ってか。 KNeko;おばちゃん! でも、これ、ほんますごいやん。第10室から第11室のとこに7個の星が固まってて、その反対の第4室に星3つやん。 第10室から第11室に、太陽から火星までの星が勢ぞろいしてるから、重心はこっちにありそうやけど、そこに向かって、木星&土星&天王星からばしばしにエネルギーが来てるかっこやん。 おばちゃん;また、第10室から第11室ちゅうのは、人が自分の力で人生を切り開いていく、その到達点を意味するようなとこがあるからな。かたや第4室は家庭の室とか言われるけど、家庭ちゅうよりもっと根源的なその人の根っこみたいなイメージあるんや。この両者の間のオポジションは、自分らしさを社会で開花させていく大きなエネルギーってふうにも見れるで。 KNeko;そっか。第10室から第11室、特に第10室に星が固まってる人は、社会的に広く知られるような立場で活躍する人、または、そういう立場を目指していくことで自分らしさを発揮できる人って言われてるしな。100年以上経っても、たくさんの愛読者のいる作品を残した人には、似合ってるかぁ。 そうなると、この火星にも注目かな? おばちゃん;うん? KNeko;だって、この火星、第9室と第10室の境目、空の一番高い位置と重なってるやん。こういう星は、並々ならぬ影響力を持つっていうやん。 ふたご座の火星か・・・フットワーク抜群で、好奇心にあふれた行動力って感じかなぁ。 おばちゃん;まぁ、そやな。それに、彼は生粋の飛行機乗りでもあったから、ちょっとそれに通じるもん感じるで。 KNeko;飛行機乗り? おばちゃん;あぁ、20世紀前半の空に魅入られた男どもは、そう呼んだってや。それと、この火星、アスペクトもいろいろ面白いで。 KNeko;え~と、誤差ほとんどナシで、木星とのオポジション。ちょいとおっちょこちょいなぐらいフットワークまかせで、軽く飛んでいってまいそうな感じ。そやけど、調停の位置にしし座の水星が、こっちもまた、ほとんど誤差ナシで来てて、お気楽なことは、少し、抑えてくれてるかなぁ。 おばちゃん;それと、作家さんやから、知性の星、水星には注目したいとこやで。調停の位置ってことは、拡張の星、木星と、この水星はトラインやってことで、持ち味が自然におおらかに大きくなるってとこもあるしな。 そのしし座の水星の持ち味は、ドラマティックでストレートな表現な。細かなレトリックを駆使してちゅうのとは縁がないかも知れへんけど、時に、大人がこねくり回した文章より、子どもが、ばんっと思ったことを口にした言葉の方が、心に響く・・・そんな感じあるで。 KNeko;しし座の水星と来たら、さっきのふたご座の火星と土星で、ヨッドも作ってるんやね。このふたご座の火星としし座の水星の組合せは、なかなか影響力が強いかも。 おばちゃん;そやな、彼の一面を象徴するようなアスペクトなんかもな。好奇心にあふれた行動力があって、感じたことを自分の感動のまま、素直に表に出せるとこがあって。 KNeko;そんで、ここで、おばちゃんなら、必ず、言う。だけど、太陽が・・・。 おばちゃん;なにお、今さら、そんな程度のツッコミでびびる私やないで。 かに座生まれで、金星もかに座、かに座の特徴を色濃く授かった方やで。 KNeko;・・・。 おばちゃん;なぁ、星の王子様は、似たようなものがたくさんある中で、何かを特別だと思う気持ち、その特別なものと、はなればなれになってまう時の気持ちを描いた物語でもあるやろ。 KNeko;あぁ、そう言えば・・・。 おばちゃん;ええか、言うならな、こんな感じやで。 冷静に考えたら、私の意中のあの人は、そんな抜きん出た人やないんかもな。あれ位の顔立ちの人、あれ位の頭の回転の人、あれ位の心遣いができる人は、それなりにいてるやろ。 そやけど、私とあの人は、いろんな時間を共有してきたんや。かっこええなって思う時も、そんなとこで悩むんかいなって思う時も、あの人の思いを感じ、考えを聞き、存在を確かめ合ってきたんや。そやから、あの人と同じような人が何人いようとも、あの人は私にとって、特別な人なんや・・・ってやつ。 KNeko;う~ん。 おばちゃん;そんで、そんなふうに思う相手とやって、いっつも一緒にいられるわけやない。時には、永遠にさよならになってまうこともある。そんな時、自分の心になんて語りかけたらええんやろ。 なぁ、これって、いろんな人の魂に響くもんでもあるけど、かに座の世界やないやろか。 KNeko;う~ん、そんで、その世界をドラマティックやけど、ストレートでまっすぐなしし座の水星の言葉の力で描いたんか。どこかに、ふたご座の火星の軽い味わいも残しながら・・・。 今回は、おばちゃんに降参せなあかんかなぁ。そやけど、今回、おばちゃん、なんやずいぶんロマンティックやない。 この方のウィキペディアのページ