間寛平 さん

1949年7月20日生まれ

KNeko;あは、寛平ちゃんやん。うわ、どんな星、してはるんやろ。

おばちゃん;それが、ほんまお似合いの星してはるで。なんか、オーソドックスな大阪の芸人さんの匂いがするんやわ。

KNeko;なんやそれ!

おばちゃん;まぁ、見てみいや。

KNeko;あらまぁ。半球に9個の星が散らばって、残りの1個が正反対の場所にある配置やん。なんか、ものすごきれいやなぁ。
正反対の位置の星は、保護・拡大の星、木星か・・・。

おばちゃん;でもって、その木星が太陽とみごとなオポジションやろ。誤差ほとんどなしの。これって、まず、一番の突っ込みどころやで。

KNeko;ほんまや。そやけど、太陽と木星のオポジションって、楽天家が行き過ぎて、なんかふわふわしてるちゅうか、そんなイメージない?
そう言えば、保証人になったりして、ぎょうさん借金抱えてはったんやったっけ。

おばちゃん;おいおい、いきなりネガティブな方へ行きなや。ほんまにもう。
そやけど、借金まみれなんは、大阪の昔ながらの芸人さんにとっては、勲章みたいなとこあったからなぁ。なんか、浮世離れして、そやからこそ、ものすごいことができるんやってイメージ。そういう風潮は影響してるんかもな。
まぁ、それは、置いといたとしても、太陽と木星のオポジションて、大阪の芸でいう「あほ」に通じるもんあるように思うで。いや、ほんまにあほちゅうのんやなくて、芸としてのあほな。

KNeko;はぁ?

おばちゃん;計算したり、こずるかったり、抜け目なかったりちゅうのと正反対のもんな。はたから見てたら、穴だらけで、この人、ほんまにほっといて大丈夫なんかいって心配になるような。そやけど、こっちが心配して世話してるようでいて、実は、いやされてたりとかな。

KNeko;ほんまに、保護の星かいな。

おばちゃん;おいこら!

KNeko;う~ん、わかったようなわからんような。今で言う天然とどうちゃうんやろ。
そやけど、寛平ちゃんの星、浮世離れしたとこのある配置やとは思うで。
行動を司る火星は、ふたご座にあって、あの奇想天外の星、天王星とコンジャンクションやん。ものすごフットワークが軽くて、ちょっとおっちょこちょいな感じのとこに、何をしでかすがわからへん意外性が加わるわけやんか!

おばちゃん;うんうん。

KNeko;いきなり世界一周マラソンに行ってしもたりとか。

おばちゃん;あぁ、確かにそういうとこって魅力的やなぁ。私ら普通は絶対でけへんようなこと、ひょいっとしてしもたりするんや。でっ、唖然としながら、その姿を追いかけてみると、なんか、ええなぁ、おもろい人やなぁ・・・ってなるんや。

KNeko;ははは。

おばちゃん;あと、むちゃくちゃなんやけど、どっか、憎めん、かわいらしいとこがあるちゅうのも、この星にはあるかな。昔は、かに座ってお笑い系タレントさんに多いって言われたこともあったしな。

KNeko;えっ?そうなん?かに座ちゅうたら、やっぱりお母さんの強さと優しさの星座ってイメージが強いんやけど。情に篤くて、ちょっぴりおせっかいで、弱そうで強そうでって。あと、自分の属してる世界のために、力を注ぐちゅうか。

おばちゃん;うんうん、それなんや。自分の家庭に根っこを下ろしてたら、そこがその活動の場になるし、会社に根っこを下ろしてたら、そこが活動の場になるやろ。
タレントさんや芸人さんの中には、世間全体に根っこを下ろしてるような人がいてはったりするんや。そやから、テレビ画面を通じて、なんか暖かい空気を運んでくるちゅうとこあるんやなぁ。

KNeko;ふーん。むしろ、しし座の金星の方が物言ってるような気がするけど・・・。
しし座の金星って、スポットライトの当たった舞台ってイメージやん。そこにいるだけで、人の目を引くちゅう。素のままで、嫌味のない、ぱっと華の咲いたって感じ。

おばちゃん;かに座としし座の星を持ってるちゅうのは、ものすごいハートフルで暖かい感じやなぁ。持ち味はまるでちゃうんやけど、どっちも人と暖かい関係を築く星座やからな。

KNeko;えっと、かに座の場合は、あなたと私はまるで違うように見えて、同じもんがあるやろってつながりで、しし座の場合は、私はこうこうこういうふうなんよ、なかなかに面白やろってつながり方かいな。

おばちゃん;あとな、おうし座の月も面白い位置やで。

KNeko;そっか、こっちは、暖かいけど、落ち着いた感情を授けてくれる配置って言われてるんやったな。

おばちゃん;なっ、全体から、どっか底が抜けてて、お人よしが行き過ぎてて、とっぴょうしものうて、だけど暖かいもんが伝わってけえへんかぃ。

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