小笠原歩 さん

1978年11月25日生まれ

KNeko;小笠原さんて、えーと・・・。あっ、カーリング女子の!?

おばちゃん;そやで。

KNeko;お母さんになって、復帰して、新しいチームでがんばって、また、オリンピック出場権、勝ち取りはったんやね。
オリンピック出場を決めた時の、あの一挙、6点得点したのん、すごかったわぁ。ああいうのって、めったに起こらへんのやって!それにしても、あんな形にストーンが並んぶって、いったいどんな展開やったんやろ?そこをニュースでは、なかなか放送してくれへんの残念やわ。

おばちゃん;うんうん。

KNeko;それにしても、小笠原さん、勝利が決まった時の喜び方、印象的やったわ。年齢から見てても、キャリアからみても、チームを引っ張る立場やろけど、なんか、一番、子どもみたいに喜んでたような気がするんやわ。

おばちゃん;おいおい。そろそろ、星、見てや。

KNeko;うわ、円の中で、星が固まってる!カーリングやったら、最終局面!次の一投が全てを決める!

おばちゃん;おい、こら、ええかげんにせえちゅうねん。

KNeko;ははは。
そやけど、これ、ものすご純度の高い、いて座生まれとちゃうん?いや、相当のもんやんか。

おばちゃん;ほんまもう、気が付くまで、どれだけかかってるんや。いて座の中のいて座ってぐらいのもんや。

KNeko;太陽、水星、火星と、社会で思いっきりがんばってる時に効いてくる星がそろっていて座なんよね。って、前もそんなこと言ってたっけ。まぁ、ええか、そうすると試合の時なんか、思いっきりいて座の特性出てきたりするんかなぁ。

おばちゃん;まぁ、スポーツはそのスポーツとしての特徴、ルールがあるもんやからな。そやけど、勝利の瞬間の表情とか見てたら、うわ、やっぱりいて座生まれ!って思ってしもたわ。

KNeko;へっ?

おばちゃん;何言ってるんや。あんたが言ってたんやで。子どもみたいに喜んでたって。自分の気持ち、特にうれしいって気持ちをまっすぐに出せるんって、火のエレメントの特徴やで。人前で感情を出すこと、あんまりええことのように思われてへん節があるけど、喜ぶべき時に、思いっきり喜べるって大事なことやで。そういう瞬間があるから、また、がんばろう、もっとがんばろうって思えるし、その気持ちは自分を引っ張り、人を引っ張ることになるんや。

KNeko;火のエレメントのリーダーシップか・・・。

おばちゃん;そんなん、言ってしもたら、身も蓋もないやんか。いて座には、のびやかに思いっきり自分の力を伸ばして、そんなんあかんとか、無理やって言われてたことを成し遂げていくとこ、あるからな。強気ちゅうのとは、また、ちょっとちゃうんやなぁ。できるはずちゅうより、やってみようって感じか。そうやって、いろんな壁を越えてくんやで。
そうそう、私がいて座度が高いって言ったのには、いて座のルーラーの木星の働きも入ってるんやで。

KNeko;そっか、やや誤差はあるけど、木星はいて座の太陽とトラインなんや。こりゃ、のびやかで生き生きしたとこ、掛け算になるわ。そんで、さそり座の金星ともスクエアかぁ。さそり座の金星は、一つのことにぐっと集中する感じやけど、木星がからんでくると、だいぶ印象、変わってくるし。
そやけど、ここまでいて座&木星で、ええんかなぁ。

おばちゃん;心配せんでも、そこがチームスポーツの面白さやで。さらに言えば、人が一人でない面白さや。
彼女みたいなリーダーのもとには、しっかりもんやけど、ちょいと心配性なタイプのサブリーダーが出てくるもんや。最初は反発を覚えてても、だんだんにお互いの違いを理解して、役割の違いに変えていけるようになっていったりするもんや。

KNeko;そういうもんかい?
なぁ、おばちゃん、月はどっちやと思う?

おばちゃん;そやなぁ、てんびん座の月やったら、根っから明朗快活で、嫌味のない明るさ、楽しさを全身から発してるって感じや。

KNeko;確かに、上品で人当たりのええてんびん座は魅力的やもんな。

おばちゃん;そやけど、おとめ座の月もありやで。几帳面で真面目なとこが、どっちかというと大雑把ないて座&木星とは思いっきり矛盾して、葛藤を生むやろけどな。
彼女、いて座の火星と海王星がコンジャンクションちゅう、迷走の可能性のある面も持ってはるけど、そういう矛盾や葛藤があってこそ、お母さんになっても選手として活躍できるってのもありのような気がするんやわ。

KNeko;そうすると、おばちゃんはおとめ座の月に一票か。

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