ナポレオン・ボナパルト さん

1769年8月15日、午前11時、コルシカ島(フランス)生まれ

KNeko;うわ、久々のおばちゃんの歴史上の人物シリーズや。ナポレオンかぁ・・・。

おばちゃん;昔に教科書の挿絵で見たような人の素顔について、思いをはせてみるのんって楽しいやろ。ほんまは、どんな人やったんやろか、ってな。

KNeko;あらぁ、久しぶりのカイトやん。えっ、そんでもって、しし座生まれの皇帝さんかい!

おばちゃん;ははは、まぁ、何かと突っ込みどころ満載の配置やで。

KNeko;太陽からして、そうやねぇ。堂々としたリーダーときたら、しし座やもんなぁ。しかも、社会的な地位を司る10室で、ノー・アスペクトって、これ以上、王冠の似合う配置はないで。

おばちゃん;ほんまに、な。

KNeko;華やかで目立つことが大好きって一面はあったんやろな。白い馬に乗ったアルプス越えの肖像画なんて、かなり美化して描かせたって言われてるし。かっこええ自分を演出するのん好きやったんやろな。

おばちゃん;まぁ、あれはイメージ戦略とも言われてるけどな。そやけど、周りからの賛辞を力に変えるタイプではあったんやろ。

KNeko;大軍を率いて戦うわけやから、そういう資質って物を言うと思うで。
それから、このカイトやね。おとめ座の火星に海王星、天王星、冥王星、木星と絡んでるかっこやね。

おばちゃん;行動力とか決断力に大きく影響するカイトやなぁ。とりわけ、奇想天外の星、天王星、爆発的なエネルギーの星、冥王星からエネルギーをもらってるとこ、印象的やで。誤差もかなり小さいしな。

KNeko;天王星は、なんせ、革命の星やもんな。常識や因習に縛られず、むしろ前例のないことやからこそ、全力で取組めるってことやん。
冥王星は火星と絡んだら、パワーにパワーを重なるかっこやから、無尽蔵のパワーの持ち主てことやろ。
そやけど、火星の位置はおとめ座やから、論理的で緻密な感じ、大胆ちゅうより繊細ってイメージになるんやけど・・・。

おばちゃん;もとから、しし座とおとめ座は、王様と召使、皇帝と参謀みたいなとこあるし、堂々とした押し出しとともに、緻密で手堅い実行力があるってふうになるんとちゃうかな。しし座の部分はばんと目立つやろけど、実は、かなり緻密で、楽天的で大胆に見えて、実は正反対ってとこ、ふんだんに持ってはるやろな。

KNeko;そやけど、この組合せ見てたら、生まれながらの革命児って感じ、ものすごするで。古き因習を破壊し、新たな秩序を生み出す力をふんだんに授かってるってことやろ。そういう類のリーダーシップを特別に授けられた星って感じしてくるわ。
時代が彼を呼んだんか、彼が時代を作ったんかはわからへんけど。

おばちゃん;なるほどなぁ。
あと、ちょいと目がいってまうんは、やぎ座の月が土星とオポジションになってるとこやなぁ。

KNeko;うん?

おばちゃん;特に、子どもの頃に、かなり土星からのプレッシャーを受けてたんとちゃうやろか。月は感情を司るけど、人の自然な気持ち、計算がない時に出て来る本質ってとこあって、子ども時代を象徴するって言われたりするやろ。
で、やぎ座のルーラーは土星でもあるから、ここは、土星に土星が重なるかっこやで。

KNeko;ふ~ん。

おばちゃん;土星は、その厳しさで人を育てる星やけど、しょっちゅうがみがみ言われてるようなもんで、重たい星やからな。土星の影響が強すぎると、劣等感にさいなまれたり、自分に自信が持たれへんかったりしやすいからな。

KNeko;ちょっとそれは想像でけへんわ。
いや、かえってそういうのんってあるんかなぁ。そういう子ども時代を経た人が、大人になるにつれ、少しずつ、自分に自信を持つようになっていって、見違えるようになるって・・・。

おばちゃん;太陽がしし座ってことを考えると、そうやったかも知れへんなぁ。
ただし、しし座は人からの賛辞を力に変え、それを実力に変えていくってとこのある星座やから、人からの賛辞がもらわれへんようになったら、突然、ぺちゃんこになってまう面もあるからな。
まぁ、とにかく、単純に自信満々のリーダーやったわけやなく、むしろ、それとは違う部分をふんだんに持ってた方やと思うで。

KNeko;う~ん、なるほど。ただし、この配置からは器の大きさみたいなもんも感じるけどな。

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