ミヒャエル・エンデ さん

1929年11月12日午後5時15分、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)生まれ

KNeko;エンデさんって、モモとか、はてしない物語を書いた方?

おばちゃん;そやで。実は、そのはてしない物語なんや。

KNeko;うん?

おばちゃん;いや、前に海王星のこと、ちょっと語ってしもたやろ。
どんな星も、上手に付き合えたら大きな恵みをもたらしてくれるし、その付き合い方を課題みたいに与えられて、私らは、ぼちぼち旅してるみたいなもんやけどな、海王星って、とびきり付き合いの難しい星やなって。
そう思った時に、はてしない物語のこと、思い出したんや。

KNeko;へ~え。

おばちゃん;あのお話って、海王星との付き合い方の答えの一つかも知れへんって思ったんや。

KNeko;そやけど、ファンタジーやら、空想の世界で遊ぶんは、海王星の領域とちゃうん。はてしない物語に限らず。

おばちゃん;あの物語で主人公が体験したこと自体が、海王星との遭遇のように思えたんやって言いたかったんやけどな・・・。まぁ、これは、別の物語ってことにしとこか。

KNeko;何、わけのわからんこと言ってるん?そんで、エンデさん、海王星が、ばりばり活躍した配置してはるん?

おばちゃん;う~ん、まずまず働いてるとは思うけど、これ、見てみたらわかるやろ。ある意味、分かりやすい配置やから。

KNeko;わは、さそり座の太陽を含んだグランドトラインやん。行動とエネルギーの星、火星もさそり座で、その太陽とコンジャンクション。やっぱり、グランドトラインの一角ってなってる。
知性の星、水星も含めて、社会生活で影響の大きい3つの星がさそり座で、かなり純度の高い、さそり座かぁ。

おばちゃん;で、グランドトラインの一角になってる冥王星を見てみいや。

KNeko;冥王星は、さそり座のルーラーでもあったよね。エネルギーにエネルギーを加えるかっこか。
ありゃ、これ、太陽とほぼ誤差なしやん。これって、超ど級のさそり座ってこと!?不屈のパワーで、一つのことに深く集中していくタイプ。並々ならぬ洞察力や探求心をうちに秘めて、自らの道を進むって感じ。

おばちゃん;うんうん。

KNeko;でっ、火星の方は、うお座の月と、ほぼ誤差なしでトラインなのよね。うお座の月も、さそり座の火星も、品位が高い位置やけど、どっちも味な働き方をして、そうそ、どっちもおばちゃんのお気に入りやったっけ。おかげで、このページ、タグがいっぱいっと。

おばちゃん;おいおい。

KNeko;まぁ、とびっきり豊かな感受性や美的感覚を思わせるうお座のハートと、ちょっとやそっとでへこたれへんさそり座の火星の組み合わせは、確かに半端ないわ。見てるだけで、わくわくするで。
この世の物とも思われないものを不屈の闘志で形にできるちゅうことで、芸術家とか、物語の紡ぎ手に、向いた配置よね。この世とあの世の架け橋みたいなアスペクトかも。

おばちゃん;それって、はてしない物語・・・。って、しつこいって言われてまうから、それは置いといて。
さそり座&冥王星の並々ならぬエネルギーが二重にも三重にも重なって、水のエレメントは激しさ、強さを感じさせる配置やけど、エンデさんが、そのとんでもないレベルのエネルギーや情熱を児童文学に注ぎ込んだんは、間違いなしやろな。
児童文学って、次の時代を担う子どもたちに、何を伝えるかってことが問われるもんやろ。6室は、奉仕の部屋でもあるから、エンデさん、未来を担う子どもたちに奉仕したともいえるやろ。彼の問いかけは、ものすご深く、熱いもんやったんやろな。時に、自分に対しても・・・。

KNeko;ふう。確かに、エンデさんの作品は、むしろ、大人になって読み返してみると、考えさせられるって言うもんなぁ。
ところで、海王星のことやけど、この配置の中では脇役やろけど、てんびん座の金星とセクスタイル、土星も含めて、二等辺三角形になってるのよね。

おばちゃん;そやな、社交性満点のてんびん座の金星に、まじめな土星と夢幻の海王星が力を貸すかっこや。
自分の課題に対して一直線でわき目もふらずの超ド級のさそり座さんには、意味深いアスペクトかもな。なんせ、異物の少ない配置やから。

KNeko;そっか、超ド級さそり座だけやったら、とてつもない熱量の情熱の向かう先以外は、何も目に入らないってなりがちやもんな。他人から見たら、あの人、何!?ってなってまうかも。だからこその才能ではあるけど、常人離れしてるのは、デメリットもあるやろし。

おばちゃん;この金星を含んだアスペクトがあれば、多くの人との接点ができそうや。落ち着いた紳士風って印象になるかもな。

KNeko;うん、子ども向けの文学に携わる方なら、そっちの方がええわ。心の奥に、洞察力や深い愛情を秘めてるって方が、ね。

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