高橋大輔 さん

1986年3月16日生まれ

KNeko;おばちゃん!!バンクーバーオリンピック、男子フィギュア、銅メダリストの高橋さんやね。でも、禁を破って?

おばちゃん;はは、極力フィギュアの選手は占わへんことにしてるってやつか。そうせんと、あの人、この人って止まらへんようになるからな。
そやけど、あの銅メダルは、禁を破ってもええやろ。

KNeko;もちろんやで。ショートも、フリーも、そしてエキシビションも、かっこよくって、うっとりしてしもたわ。

おばちゃん;はは、あんたらしいこっちゃ。
バンクーバーオリンピックでは、男女シングルの出場選手6人が全員入賞するって、すばらしい結果やったけど、この6人、火のエレメント、水のエレメント、又はその両方が強い人が多いんやなぁ。でっ、高橋さんも、とてもきれいな水+火やなぁ。

KNeko;そうすると、水や火が強い人がフィギュアスケーターに向いてるん?

おばちゃん;それは違うで。荒川静香さんや佐藤有香さんのような土や風のエレメントの強い、すばらしいスケーターも多いしな。これこれこういう星が、こういう職業に向いてますちゅうんやのうて、肝心なんは、自分の授かった物をどう生かすってことやで。水の強い人には、水の強い人の、土の強い人には、土の強い人の、得意とするとこがあって、それをその職業に関連して、どう生かすかってことなんとちゃうんかな。
これは、スケートに限らずやけどな。

KNeko;そっか・・・。そうすると、水と火が強いってのは?

おばちゃん;正確には、高橋さんの場合は、うお座生まれで火のエレメントが強いって言った方がええやろな。
まず、うお座は12星座最後の星座で、世の中の秩序とか論理ではかたづかないものを感じ取るような星座なんや。そやから、言葉以外の手段で、自分の感情・感覚を伝えること、優れた芸術的感覚を授かってる人も多いんや。

KNeko;うん、フィギュアスケートは芸術でもあるわけやし、高橋さんの演技は、引き込まれるちゅうか、心に響くもんなぁ。

おばちゃん;それからな、うお座は、繊細な感情表現が持ち味やけど、火のエレメントの方は、情熱的なとこが、表に出やすいってふうや。その両面の星を持ってるってのは表現者には、もってこいやで。
いて座でエネルギーの星、火星と天王星がコンジャンクションになってるやろ。これは、スピーディで洗練されたエネルギーに、独創性が加わるかっこやから、ぱっと目を引く感じやなぁ。おひつじ座の金星からしても、なかなかに熱い漢やで。個性的でもあるしな。

KNeko;ふむふむ。

おばちゃん;それから、競技スポーツとして見た場合にも、このいて座の火星は、ええ配置やで。いて座は、よりレベルの高いものをストレートに追いかけていこうとする星座やから、より素晴らしいものを目指して、進み続けることができるってことや。この点でも、独創性満点の星、天王星がくっついてるのは、心強いとこや。

KNeko;そやけど、太陽&水星とこの火星&天王星って、スクエアなんやね。

おばちゃん;あぁ、そうやな。持ち味の違うもんが自分の中にあるわけやから、そこで、葛藤が生じることはあるかもな。そやけど、それはさらに器を大きくする方にも働いてるやろ。そういう意味では、あんまり気にせんでええようにも思うんや。
むしろ、いて座もうお座もミュータブルで、ミュータブルの星が多いとこの方が、競技者としては、しんどいかもな。

KNeko;ミュータブル?

おばちゃん;うん、ミュータブルの星は、器用で、周りから好感を持たれやすいけど、何が何でも自分を貫くってふうやないんや。火事場のばか力とは、正反対なタイプやで、ここぞって時に強気に出られへんかったりな。

KNeko;なんか意外!?高橋さんって、選手生命も危ぶまれるような大怪我から、復帰しはったんでしょ?今回のオリンピックを見てても、すごい勝負強いってイメージやったんやけど。

おばちゃん;それは、それだけ今回のオリンピックにかける思いが強かったってことと経験から得たものをうまく活かしはったんやないかな。もともとは、むしろプレッシャーに弱い方やから、コーチとか支えてくれるスタッフの役割が、普通以上に重要かもな。芸術家気質やしな。

KNeko;ところで、おばちゃん、もし、今回のオリンピックのフリーの前に、高橋さんから4回転を跳ぶかどうか相談受けたら、どう答えてた?

おばちゃん;な、何を言い出すんや。全くもう。
そんなん、私に聞かれたら、「いけ!跳べ!挑め!最高の挑戦を見せたれ!」に決まってるやん。まぁ、今ごろ、言うても、後出しジャンケンみたいやけどな。

KNeko;へ~え、そうなんや。

おばちゃん;故障からの復帰になったオリンピックシーズン、ほとんどの試合で高橋さん、4回転に挑んできてたんや。まぁ、成功はおぼつかなくて、その試合でも、数字だけで言うたら、挑まない方が順位は上やったかも知れへん。そやけど、それでも、4回転にこだわったのは、故障前以上の演技をしてみせる、最高のもんを目指すって強い気持ちの表れやったんやろ。そんなもんを成功率が低いからなんて理由で、大舞台を前にやめるなんて、あるかいな。本来、気持ちですべるタイプの星、してはるしな。
それとな、安全策を取ると、気持ちの切り替えがうまくいかへんで、かえってミスしてまうってとこもあるやろ。安定性より、勢い・心意気って星やからな。挑む形で来たのなら、最後まで、それを貫いて吉や。

KNeko;ふ~ん、なんか、今回、おばちゃんも熱いなぁ。

おばちゃん;へへ、そうか・・・。高橋さんの熱に当てられたかもな。

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