スティーブ・ジョブズ さん

1955年2月24日、午前6時、サンフランシスコ生まれ

KNeko;スティーブ・ジョブズさんかぁ。訃報を聞いてから、知ったんやけど、iPhoneもiPadも、そんでパソコンのマウスもゴミ箱も、スティーブさんが生み出したもんやったん?

おばちゃん;そういうことになるかぁ・・・。いろいろ物議をかもしたりしたけど、私らの生活に大きな変革をもたらした方のお一人やったことには、間違いないやろな。
自分の生み出したもんのおかげで、海の向こうの日本でまでも、その死が悼まれるって人生やったんやなぁ。その死をまさにiPhoneで知ったって人も少なくないやろし。
それにしても、この星、はまりすぎやで。

KNeko;そうなん?私、うお座生まれって意外って思ったんやけど・・・。しかも、月もうお座で、夢見がちで繊細な優しいハートを感じさせる位置やん。コンピューター産業の風雲児ちゅうのんとは、イメージが違いすぎへん?

おばちゃん;なるほどな。それもうお座のイメージか・・・。
そやけど、うお座って、ほんまの大きさがはかり知れへんとこあるんや。ものすご弱々しくわずかな風にも耐えられないように見えて、全てのものを包み込み、越えていくような壮大なもんを秘めてるちゅうか。常識が通用せえへんちゅうことでは、まず、うかぶんがみずがめ座やけど、うお座はそれ以上ってとこあるんやで。
そんで、そやからこそ、次の時代を開く扉を見つけ、開けることができたんちゃうんかなぁ。なぁ、画面に指で触れてパソコンを操作しようなんて、誰が本気で考えるんや!?Deleteってコマンドを使うんやのうて、画面上のゴミ箱にファイルをマウスで引っ張ってて捨てるなんて、誰が思いつくねん!?

KNeko;おばちゃん、落ち着いて!
そやけど、そういう発想って、みずがめ座の得意分野って気がするんやけど。この配置で言うなら、みずがめ座に知性の星、水星が来てるちゅうのが大きいってことあらへん?

おばちゃん;そらそうやで。
私に言わせたら、スティーブさんの偉業は、みずがめ座とうお座の連携の賜物やで。特に、うお座の太陽とみずがめ座の水星な。うお座が言葉にもならないような大きいもんを感じ取って、それをみずがめ座の知性が言葉や論理の世界に連れてくるってふうにな。見えない世界への架け橋を築いて、他の人も渡れるようにするって言ってもええかも。

KNeko;はいはい。
そやけど、太陽がうお座、水星がみずがめ座って組合せ自体は、そんなに珍しいもんとちゃうやん。水星は太陽のまわりをあっち行き、こっち行きしてるんやし。

おばちゃん;それはそうやで。そやけど、この組合せで大舞台で活躍するようになる人って、ほんま、天才的なきらめきを感じさせるんやなぁ。
カップラーメンの生みの親、安藤百福さんとか、岡本太郎さんとか・・・おっと、お二人とも大阪ゆかりの人やなぁ。まぁ、お二人とも、火星の位置がスティーブさんとは、全くちゃうけどな・・・おっと、火星の話は、また、あとでな。
それとな、スティーブさんは、今あるステージとは違うところで翼を広げていくちゅうこの星の特性をものすごうまく使いはったとは言えるんやろな。

KNeko;星をどう使うか・・・か。

おばちゃん;また、スティーブさんの太陽と水星の存在感、すごいんやわ。ノー・アスペクトで、生のまんまの星の力、そのままって感じやし。
水星にいたっては、その人の人格に強い影響を及ぼすって言われる、第1室との境界線、東の地平線の位置にどーんって来てるし。

KNeko;そんでまた、太陽から火星までの星が全部左半球のこれから昇っていくとこにあるんやね。これって、人生を主体的に自分の力で切り開いていくって位置よね。

おばちゃん;そやな。

KNeko;さぁ、おばちゃん、次は、行動力・エネルギーの星、火星の話しよや。
おひつじ座の火星ってだけで、目を引く存在やけど、天王星&海王星でTスクエア、海王星とのオポジションを調停する位置にトラインで冥王星なんて、どんだけパワフルなんよ!
ここまできたら、あまりにもエネルギッシュで、戦闘的になってしもたり、暴君って言われたりするのもしゃあないって気、してくるわ。そっちでも、いろいろと逸話があるちゅうのも不思議ないんかも。

おばちゃん;ははは。
荒々しいまでのパワーやけど、ここでも、うお座のルーラー、海王星と、みずがめ座のルーラー、天王星なんやなぁ。そのパワーは、自分の中から生まれてくる新しいもんを追いかける時に、最も有効に働くんやろなぁ。時には、他の人には、理解不能であってもな。

KNeko;もちろん、これだけパワフルやからこそ、あれだけのことをなしとげたんやなとは思うけど、こんなすごい人が近くにおったら、かなわんで、とも思ってまうわ。

おばちゃん;ともあれ、激しく、強く、人生を駆け抜けていきはったんやなぁ。後に、これまで誰も想像したこともなかったようなもんをたくさん残して。

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