トップ星占いエフゲニー・プルシェンコさん 秘密の部屋の隠し扉の中

ヴァーツラフ・ニジンスキー さん

1890年3月12日、午後10時30分、
キエフ(ウクライナ)生まれ

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KNeko;あれっ、おばちゃん、あのニジンスキーさん?20世紀始めに活躍した伝説的なバレエダンサーで、今も、物語のモチーフになったりするから、私でも、名前ぐらいは聞いたこと、あるけど・・・。
あっ!さては!秘密の部屋やからって、おばちゃん、ほんまにもう、ようそんなこと考えるわ!

おばちゃん;はは、ええやんか。プルシェンコさんのニジンスキーに捧ぐは、今でもファンの多い、名プログラムや。天才から天才へのトリビュートやで。こうなったら、ニジンスキーさんの星もみたいやん。

KNeko;ほんま、みなさん、堪忍な。おばちゃんってこんなんやねん。
えっ?うわぁ!すごっ!ニジンスキーさんも、なんちゅうか、すごい星の持ち主さんやん。これ、グランドクロスって言ってもええんちゃうのん。しかも、空の一番高いとこと、地底の一番低いとこで、オポジションになってるやん。なんか、ものすごい存在感。

おばちゃん;うんうん。そっか、KNekoちゃんは、まず、そっちに注目したか・・・。

KNeko;えっ!?何!?他にもなんかあるん?おばちゃんが、そういうのん言う時は、ごっつい意地悪いこと考えてるんやから。

おばちゃん;いや、意地悪とかそんなんやないんやけど。
人格に強い影響を与える火星までの星が、うお座といて座にしか入ってへんやろ。

KNeko;それが、どないかしたん?5つの星が2つの星座って、そんなに珍しくないと思うけど。

おばちゃん;まぁな、水星と金星は太陽の傍におるから、隣り合った2つの星座に5つの星ちゅうのは、結構あるやろ。そやけど、ニジンスキーさんの場合は、そやないんや。しかも、それが、うお座といて座ときてる。

KNeko;うん?

おばちゃん;バレエって、肉体を通じて行う芸術やん。他の星が混じってない、純正のうお座&いて座って、まさに、魂と肉体で、バレエって感じせえへんか?
うお座って、12星座の最後の星座で、世の中からこぼれ落ちそうなものまで、最後にすくい取ろうとするって言われたりするんや。善と悪、光と影、そのあいまいな境界線のとこに人として形にできない何かを感じ取って生きてるって、そんなイメージ、な。高い芸術性を持つ星座でもあって、幽玄で、どこかはかなげな、でも、とびっきりの美しさを感じるんや。でっ、ここにその人の本質を司る太陽と芸術の星、金星が並んで入ってるやろ。あと、水星な。

KNeko;うん、それは、ようわかるで。ものすご、繊細できれいな感じするで。

おばちゃん;一方のいて座には、月を伴って、エネルギーの星、火星が来てるやろ。こっちは、シャープで洗練された強いエネルギーや。ひょっとしたら、空を飛べるのかもと思わせるような肉体な。それと、理想を一直線に追いかけていくハートな。
で、この火星&月は、例のグランドトラインの一角にもなってて、激しくエネルギーが行きかってるやろ。特に、海王星&冥王星とオポジションになってるとこなんか、印象的や。

KNeko;えっと、海王星はうお座のルーラーでもあって、夢幻の星やし、冥王星は爆発的なエネルギーの星やよね。ここでも、芸術的な魂と、常人ばなれした肉体なん?

おばちゃん;うん、そういうこっちゃ。

KNeko;ところで、おばちゃん。このグランドクロスは、土星はちゃうけど、基本的にミュータブルのグランドクロスやん。さっきから、何度も出てるうお座&いて座コンビやって、ミュータブルやん。ミュータブルって、打たれ弱いとこがあるって言われたりするけど、それって、彼が後半生を精神病院を転々として過ごさざるを得なかったことと関係してる?

おばちゃん;う~ん、そのへんのことは、当時の医療の問題や彼の置かれた状況も考えななんとも言われへんけど、この星は、KNekoちゃんの言うとおり、ものすごミュータブルの強い配置やからな、少しは影響したかも知れへんな。
そやけど、それ以上に、この星って、できることとでけへんことがはっきり別れる感じや。ある分野では天才的なんやけど、普通の人が当たり前にこなしてることが、どないしてもでけへん人って、あるやろ。そんなイメージなんや。

KNeko;ふんふん。ちょいと悪い言葉でいうたら、○○ばかってやつ?

おばちゃん;まぁ、そういうこっちゃな。
この星が、バレエダンサーとしては、超一流の才脳を与えてるんは、間違いなしなんや。そやけど、バレエは、芸術であるけど、興行でもあるやろ。昔から、芸術にはパトロンがつきもんやし、興行には、資金が必要やし、いろんな裏方さんや、バレエ団としてダンサーをまとめていく役割も必要や。そやから、そのへんの役割を人に任せることができて、自分は自分のバレエだけに集中できたらええんやろけど。

KNeko;そうは行かなかったわけやね。

おばちゃん;あぁ、そうやろな。この星は、事業としての興行を成功させたり、収支の帳尻を合わせたりすることには、まるっきり向かへんのや。あるのは、むき出しの芸術家魂って感じや。
そやのに、苦手なこともこなさなあかん立場になってまうと、かかるプレッシャーは並やないやろ。あと、光が強いと陰も深くなるってやつで、ダンサーとしての名声が高いが故にくっついてくる好ましくない話もあるやろ。そんな中で、キャパを越えた重圧がかかったんやろとは、思うんや。

KNeko;なるほどねぇ。
そやけど、伝え聞く彼の話だけでも、半ば伝説めいて、純粋にバレエの神様って感じするんやけど、この星に、純粋って言葉、ものすご似あってるって思うなぁ。