野茂英雄 さん あの人は ☆彡 1968年8月31日午前1時10分、大阪生まれ KNeko;あらっ、無口で男らしいイメージがあったんやけど、おとめ座!? おばちゃん;あぁ、星占いのおとめ座は、普通の女っぽいイメージとは、ちいと、ちごてるしな。でもな、野茂さんは、おとめ座もおとめ座、ばりばりのおとめ座や。 ここの占いでは、10個の星を使うとるけど、野茂さんは、そのうち6個の星がおとめ座や。1960年代に生まれた人のほとんどが、天王星と冥王星がおとめ座やから、この世代の人には、一見おとめ座に星が固まってるように見える人もあるけど、野茂さんの場合は、そんなレベルやない。その人の性格に大きな影響を与えるといわれる太陽から火星までの5つの星で見ても、太陽やルーラーの水星を含めて3個がおとめ座なんや。おとめ座の特徴が色濃く出てくるで。 KNeko;あんまり、スポーツ選手っぽくないんかなぁ。 おばちゃん;でもな、野茂さんは、月がいて座、火星がしし座で、火の要素も強いんや。いて座の月は、理想を追いかけて、つき進んでくイメージや。火星もまさに闘争心の星で、スポーツ選手にはごっつい重要な存在やけど、王様の星しし座にあるってことは、正々堂々と戦いに挑む熱いハートの持ち主ってことや。しかも、この火星、ノーアスペクトで、かなり強い影響力を持ってると思うで。さっきのおとめ座とは、ずいぶん性質がちゃうけど、この両面をうまいこと統合することができたら、大発展するやろな。 KNeko;どういうこと? おばちゃん;スポーツの世界でも、駆け引きや分析や戦術は、ごっつい重要や。相手選手の長所や弱点を見抜いて、自分の長所を最大限に活かせるピッチングを組み立てるんや。敵を知り、己を知れば百戦あやうからずや。 KNeko;なるほど・・・ おばちゃん;しかも、おとめ座の水星は、型破りなことでは定評のある天王星とコンジャンクションや。野茂さんは、単に頭がええだけやのうて、自由な発想で、独創的な考え方ができる人のはずや。おまけに、この水星、冥王星ともコンジャンクションの上に、海王星と土星でヨッドになってる。まぁ。ちょいと誤差はあるとしてもな・・・。土星は、10室にあって、その人の到達点を暗示してることからすると、野茂さんは、自らの発想力を元に、技を磨いて、努力を重ね、頂点を目指す人ってことやな。 例のトルネード投法は、彼のオリジナルやけど、みんなに認められるようになるまでは、ああでもない、こうでもない、とずいぶん試行錯誤しやはったんやろなぁ。自分にあった投法は何か、それは、どうすれば、より効果的なものになるか、どんな欠点があるんか、この投法を活かすんには、どんなトレーニングが必要なんか・・・そういうことを考えては、実行していきはったんやろな。自分のオリジナルで戦うことができるっちゅうんは、並大抵のことやあらへん。でも、それをやり抜きはって、超一流の選手になりはったんや。 KNeko;うわぁ、いわゆるイケメンやないけど、やっぱ、かっこええ人やん。 おばちゃん;それとな、さっき野茂さんのこと、あんた、無口やって言うてたけど、この水星からしたら、親しい人には、結構おしゃべりで自分の考えを明確な言葉で伝えはるんとちゃうかな。ひょっとしたら、ちょっと毒舌なぐらいかもな。 ただな、野茂さんは、本質的にまじめな人やから、不特定多数の人に軽々しく自分の野球に関することを話すべきやない、答えは、マウンドの上のピッチングで伝えるべきものや、とか考えていそうやな。けっこう気にしいのとこもあるから、マスコミを通じて、自分の言葉として伝えられるもんが、自分が思ってることとちごてて、やな思いをしたりもあったんかもな。 あとな、ほとんどの星が地平線より下にあることからも、縁の下の力持ちタイプで、広く賞賛されることより、自分で納得のできる仕事ができることをうれしく感じる傾向があると言えるやろな。 KNeko;ところで、野茂さん、プロ野球の監督さんとか向いてはる? おばちゃん;うん、わるないと思うで。こんだけおとめ座が強うて、火の要素に恵まれてたら、いわゆる知将タイプやからな。ただな、さっきも言ったけど、ちょっと人の批判を気にしてまうとこがあるから、わずかな期間で成果を挙げることが求められて、勝ち星の数で全てが決まってしまうような世界は息苦しいかもな。基本的に自分の力量でどうこうできる投手という立場と、選手を動かし、チームをまとめあげるという監督の立場では、批判を受けた時の感じ方もちゃうやろしな。 そういう意味では、参謀役、そんで、選手の弱点や長所を見抜き、育て上げるコーチの方が、合ってはるかもな。監督が尊敬できる人で、自分の意見を尊重してくれはる場合、という条件は付くやろけどな。 KNeko;そういう人と出会えるかどうかは、大きいんやね。 おばちゃん;それとな、今でも、社会人野球のクラブチームを設立して、プロを目指す選手の活躍の場を広げたりしてはるけど、そういう意味で、大きなとこで、これからの野球界に貢献していきはる生き方が似合ってはるような気もするなぁ。いわゆるプロアマ協定があって、現実には、難しい面もあるけど、独自の発想力と綿密な計算力と実行力の備わった人やから、これまでと違う形で、未来の選手たちに大きな贈り物をすることができるかも知らへんで。 なってったて、これまで、数々のすばらしいピッチングを通じて、多くの人に勇気をくれた人やもんなぁ。これからの人生に幸多からんことをお祈りしてるでぇ。 この方のウィキペディアのページ