ウォルト・ディズニー さん

1901年12月5日、午前0時35分、アメリカ、イリノイ州、シカゴ生まれ

KNeko;ねぇ、世界中に夢を与えたディズニーさんやもん、水の星がたくさんあるん?

おばちゃん;それがな、水の要素はごっつい希薄なんや。むしろ、実業家タイプちゅうてもええやろな。起業にあこがれる人なら、ほしくなるような配置なんとちゃうかな。

KNeko;ほんまに?

おばちゃん;まず、太陽はいて座で目標に向かって、積極的に行動を起こせる人や。いて座は、ちょっぴり楽天的に理想を追いかけていく星座やから、夢追い人のとこはあったとは思うんや。それに、天王星とコンジャンクションやろ。

KNeko;天王星?

おばちゃん;そうや、理想を追うにも、起業をするんにも、天王星は、大きい存在やで。どんなに頭がようても、パワーがあっても、やってることがありきたりやったら、なかなかうまいこといかへん。天王星は、誰もが見過ごしてるような小さなことから大きな発想を得たりすんのが得意で、オリジナリティにあるれてるんや。ディズニーさんも、天王星の恵みを受けてはって、既成概念にとらわれず夢を追うことができるとともに、着眼点にも優れた人やったんやと思うで。
それと、やぎ座の火星は、ビジネスに強い星や。しっかりした土台があるって感じやな。合理的、現実的に物事をとらえるのが得意で、目標達成のためには、どんなことをすればええか順序だてて、ひとつひとつ実現させていくんや。さらに、この火星、木星・土星とコンジャンクションやし、さらに金星もやぎ座やから、冷静沈着なしっかりした実行力の持ち主ってことになるやろね。

KNeko;すると、むしろ真面目で堅物って感じ?

おばちゃん;まぁ、月がてんびん座にあったりするから、スマートな社交性はもってはったやろけどな。
でも、さそり座の水星も、ひとつのことに脇目もふらず没頭するって感じやし、実際、ビジネスの場面では、現実主義、合理主義で、情をはさむことはのうて、時には冷徹なぐらいやったかも知れんな。太陽に対して、冥王星がオポジションやし、有能やけど、ちょっと近寄り難いって感じかもあるかな。

KNeko;そ、そんな人が、なぜにファンタジーを・・・

おばちゃん;そうやなぁ。夢追い人のいて座生まれのことが、一つ。それとやっぱり10室の海王星やろなぁ。

KNeko;10室?海王星?

おばちゃん;あぁ、ごめん。ホロスコープの一番上、やや左寄りに海王星がいるのんわかるかな?ここが10室で、ディズニーさんがこの世に生を受けた時に、頭上高く海王星が昇ってたってことや。そんで、この10室は、空の高い位置なだけに、その人の人生の目標や天職や到達点を意味するんや。
海王星は幻想的で空想力や神秘的なものを司る星やろ。そうすると、彼が生涯かけて、この世に、おとぎ話の世界を出現されるって夢を追いかけてたって読めるんや。そのために使った手法は、おもいっきり現実的なもんやったんやろけど。
彼が、おぎゃぁと産声を上げた瞬間、目には見えへんけど、空高く昇った海王星から優しく美しい光が降り注いでいたんやろうな。

KNeko;おばちゃん、乙女チック!

おばちゃん;・・・・・・。
それは、さておき、アニメーションって、一人の人ががんばって、できるもんとちゃうやろ。多くの人が分業して、ひとつの作品を作り上げるんや。一連の作業をどう分担して、どういうタイプの人をどこに配置するかも考えなあかん。
さらに、組織が大きくなると、アニメーションの制作以外にも、資金繰りの専門家や従業員の労働環境を整えたり、対外折衝を行う人も必要になってくる。会社を運営するってことは、そういうことも考えなあかんってことや。
そやけど、やぎ座は組織を作る星って言われてて、そういうことには抜群の能力を発揮するんや。だからこそ、彼が基礎を作った組織は、彼の遺志を引き継いで、今や、遠くはなれた東京にまで、彼の夢見たおとぎの国を出現させることができたんやろな。この週末も、たくさんの家族連れがディズニーランドを訪れて、夢の世界で遊んで、思い出を持って帰りはる。

KNeko;おばちゃん、やっぱり乙女チックやで。でも、今度、TDLへ行ったら、もうひとつの夢物語を思い出してしまいようやで。ごっつい現実的な実業家が、この世におとぎの国を作った物語・・・。ビディビ、バビデ、ブ!

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