野村萬斎 さん

1966年4月5日生まれ

KNeko;きゃぁ、野村萬斎さんやん。のぼうの城もよかったけど、あの「にほんごであそぼ」とかも好きやったやんわ。

おばちゃん;うんうん。朝ドラで、ヒロインの旦那さんやったんも、よかったで。

KNeko;うわっ、なんちゅうか、異彩を放つちゅうか、異彩を放ってこそ、って言うべきか。

おばちゃん;おっ、あんたもそう思うか。

KNeko;いや、なんかイメージにぴったりで。まぁ、ほんとのこと言うと、最初は、おひつじ座って意外やったんやわ。おまけに火星までくっついてるし。
そやけど、もっぺんこの星見てみたら、なんかおひつじ座って似合ってはるような気になってきてな。

おばちゃん;はは、わかるような気がするで。

KNeko;いや、だって、外面ちゅうたら言い過ぎかも知れへんけど、ぱっと見た時とか、普通の付き合いの時のその人の印象って、月や金星の影響が大きいように思うんやわ。
それが、てんびん座の月とみずがめ座の金星って、そろって風のエレメントやん。知性的でさらっとしてて、洗練されてるんやけど、なんかとらえどこがなくて、って感じ。
まぁ、風やからとらえどこがない・・・ってのはなしにして・・・。

おばちゃん;とらえどこがないか・・・。特に、みずがめ座の金星かなぁ。どこか天才となんとかは紙一重みたいな頭のよさを感じさせたり、ユニークでひょうひょうとしてたり。だからって、感じが悪いわけやないけど、なんか違う空気を吸ってるんやないかってイメージな。
保護・拡張の星、木星とトラインになってるから、そういうとこ、よけいに目だってくるかもな。

KNeko;でっ、芯のとこが思いっきりおひつじ座なのよね。こっちは、いざって時に物を言う星やもん。特に、おばちゃんが口うるさくいうように、星占いで太陽は主役やもんね。

おばちゃん;あはは。まぁ、太陽は、本質とか言われたりするけど、私には、本性って言った方がぴたっとくるんやわ。
普段はあんまり太陽の影響が表に出てへんでも、その人の根っこのとこにしっかりあって、いざって時は物を言ってくるって感じ。土台みたいなもんな。野村さんの場合は、普段の印象を左右する星とまるでちゃうから、ますます本性って言葉が似合うかな。

KNeko;でっ、それが、おひつじ座!無から有を生み出すようなエネルギーにあふれたファイターの星座!しかも、行動力や決断力を司る火星まで、おひつじ座!こっちはルーラーで、めらめら燃える炎みたいなイメージ。ほんまもんの熱い漢って配置やで。
一見クールに見えて、実は、むちゃくちゃホットでチャレンジャー!怖いもん知らずなとこやら、ちょっぴり激情家のとこがあったりして。

おばちゃん;そやな、その落差が、また、ええんや。
あと、みずがめ座の金星の持つ、ユニークなもんが好き、当たり前にしばられへんってとこと、おひつじ座の組合せも面白いと思うんや。自由に思うままに、冒険できるってことやからな。

KNeko;そっか、斬新なこともばんばんできるってこっちゃ。
伝統芸能の世界で生まれた方やけど、その伝統の外の世界にも、どんどん飛び出していって、いろんなことに挑戦して、吸収して、ってやってはるんやもんなぁ。
おや、野村さんって、火星までの星に土のエレメントなしなんや。守ることより、そこを離れて、自分なりのプラスαを求めようとするってタイプなんやろな。

おばちゃん;でっ、その原動力がおひつじ座なんや。

KNeko;うん、そんで、相当な短距離走型やなぁ。新たな物、新たな物って、常に何かを追いかけてる感じ。継続性を授けてくれる土星は、水星とコンジャンクションにはなってるけどな。

おばちゃん;あとな、表現者という点でみても、この配置、なかなかにすごいで。
コミュニケーションを司る水星がうお座で、真面目で重たい星、土星とコンジャンクション、夢幻の星、海王星とトラインやろ。
言葉にできないちゅうか、言葉で表現できる以上のもんを感じ取って、それを言葉以外の方法で、表現するって感じするんや。

KNeko;うお座の水星って、言葉で話す以上のことを違う方法で伝えようとするってとこあるもんなぁ。それが、さらにスケールアップってことなんかいなぁ。特に、海王星はうお座のルーラーでもあるし。

おばちゃん;そんで、何度も言うけど、芯の部分がおひつじ座やろ。あれこれ考える前に身体が反応するって星座やん。人間って、言葉そのもんよりも、言葉を発する時の表情、雰囲気、その人から立ち上ってくる何ものか・・・そんなんで、ほんまにその人が伝えたいことを感じ取ってるようなとこあるやろ。
そういう意味で、このアスペクトは面白いんやわ。

KNeko;ほんまやなぁ、とらえどこのない、どっちかちゅうとクールな外面と表現者としての熱い魂と・・・。これからも、どんな姿、見せてくれはるんやろ。

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