ちょっと前に、「空気よめない」って言葉がはやって、結構な数の人が、「私、空気よめてないかも・・・」って密かに悩んでいたんちゃうやろか。
そやけど、そういう人の大半は、私に言わせたら、気配りができるタイプや。
星占いチックに言うと、ミュータブル（ふたご座、おとめ座、いて座、うお座）って感じ。
ミュータブルの星が強いと、まわりからいろんなものを吸収するのが上手で、適応力が高い。付き合いやすい人って感じもする。
反面、どうしても、自分がどんなふうに受け止められてるのか、気になってしまって、打たれ弱い傾向もありかなぁ。
そやから、「私、空気読むのが下手で・・・」って悩んでる人に、大阪のおばちゃんとしては、こう言ってあげたくなる。
大丈夫、大丈夫。そんなこと思うってことは、あんたは、ちゃんと他の人のこと、気にしてるってこっちゃ。ほんまに、空気読めない人は、絶対、そんなこと、悩まへん。あんたみたいな人が、他の人の領域にずけずけ踏み込んで、失礼なことするかいな。「あっ、しまった！」っておもたとしても、小さい小さい問題で、明日には、誰も、覚えてへんわ。
あんたは、気配りのできる人やねんから、まわりに気を遣うん、今の半分ぐらいでもええぐらいやで。まぁ、あんまり気にせんときって。
そんでもって、主要な星が、ミュータブルに入ってないと、空気を読めないかというと、ややその傾向あり、かも。なかには、確かに、そばにいるもんが、いらん苦労をしょわされる場合があるのんは、否定せえへん。そやけど、たいがいは、ちょいと困るちゅうレベルなんとちゃうやろか。
それに、誰がなんと言っても、自分の信じる道を行く、他人から変人扱いされてても、気にしない・・・そんなタイプの人だからこそ、やり遂げられることがある。みんなが、お互いの顔を見合わせてばかりいるような時でも、ずんずん前へ進んでいくことができる。例えば、あのビル・ゲイツさんも、ミュータブルの星は皆無だ。
ミュータブルの星の強い人と弱い人では、持ち味が違ってて、それぞれに役割があるちゅうことや。
あんたが、ミュータブルの星が強い人か、弱い人かは、星を見てみんとわからへん。そやけど、「空気よめないかも・・・」って気にする必要がないことだけは、はっきりしてると思うで。