アルフレッド・ノーベル さん

1833年10月21日、午前6時40分、ストックホルム生まれ

KNeko;アルフレッド・ノーベルさんって、ノーベル賞を作った人!?

おばちゃん;ダイナマイトを開発して、大金持ちになって、・・・って方やけど、今でも多くの人が彼の名を知ってるのは、ノーベル賞ゆえやからな。

KNeko;うわ、ばしばしのTスクエアやん!?

おばちゃん;おっ、そっちに突っ込むか!

KNeko;えっ、おばちゃんはちゃうん?

おばちゃん;第1室に太陽、火星、水星と連なってるとこかな。星座は、途中でてんびん座からさそり座に移り変わってるけど、太陽&水星&火星って組合せは、いわゆる仕事をする時に影響が強いからな。

KNeko;そやけど、その第1室の星がTスクエアの頂点になってるやろ。そやから、どっちにしてもここが突っ込みどこやで。

おばちゃん;まぁ、そやな。

KNeko;おばちゃん、やっぱり第1室の星は、格別?

おばちゃん;あぁ、そうやと思うで。私は、あんまりハウスシステムを重視せえへんってことでは少数派の占い師やけど、第1室にばば~んと星が集まってるの見ると、おおってなるで。
やっぱ、自我の室ちゅうか、ここに星が来てる人は自分のカラーをはっきり持ってる人が多いように思うで。特に、太陽が来てるちゅうのは大きいで。まさに、太陽が昇ろうとする瞬間に生を受けてるってことやからな。

KNeko;そうすると、個性的な人やったん?そういや、ミュータブルの星もほとんどないから、わが道を行くってとこはありそう?

おばちゃん;う~ん、そやけどてんびん座生まれやから、それなりに人付き合いはできるタイプやとは思うで。火のエレメントが弱いから、ぱっと目立つ感じではないやろな。人付き合いに影響の大きい金星がおとめ座なとこからみても、礼儀正しく物静かやけど、近寄り難い感じではないってふうかもな。
ただし、うちっ側には、計り知れへんもんを持ってるって雰囲気はあるやろな。

KNeko;そりゃ、さそり座に水星&火星が来てるんやから。

おばちゃん;あぁ、これは研究・開発には強い配置やと思うで。ぐっとのめり込むように1点に集中した思考力や実行力を持ってるってことやからな。ちょっとやそっとであきらめへん芯の強さを感じさせる位置やで。

KNeko;でっ、Tスクエアよね。

おばちゃん;このTスクエア、ちょいと不思議な風合いやで。オポジションになってるのが木星ってとこが大きいやろけど。木星のオポジションは、なんか鷹揚すぎるちゅうか、ええやんええやんってやってるうちに収集が着かなくなったって感じやろ。普通、Tスクエアちゅうとエネルギーがビシバシ行きかってって感じやけど、木星のせいで、むしろ、ほんわりふわふわになるんやなぁ。そやから、さそり座由来のぐっと集中する感じがむしろ緩まる感じな。
で、Tスクエアのもう1点が、海王星とみずがめ座の月やろ。まぁ、水星の位置からすると、海王星からの影響はやや薄めで、海王星はむしろ太陽とのTスクエアで効いてくるやろな。

KNeko;みずがめ座の月か・・・ちょっぴり奇人変人系やけど、独特の鋭さを感じさせる配置やね。そこへ土星が誤差少な目のトラインでもあるんか。

おばちゃん;足し算で考えるとちょいと面白いやろ。

KNeko;さそり座の探究心にしては、ややよそ見しがちやけど、独特の鋭さ、発想を尊ぶとこがあるって感じかぁ。
そやけど、太陽がらみのTスクエアは、なんかもっとほんわりふわふわなんとちゃう。てんびん座の太陽に木星で、海王星やろ。

おばちゃん;そやから、なんかつかみどこがなく、不思議な感じのとこ、あったと思うで。別次元に片足つっこんでるような、な。

KNeko;おばちゃん、Tスクエアのある人にとって、その点を加えたらグランドクロスになるって領域は、どないしても意識してまうけど、かなり困難で危険な点やって言われるのん、ほんまやと思う?
ハウスシステムを重視せえへんおばちゃんに尋ねるのんも何やけど・・・。

おばちゃん;うん、何のこっちゃ?

KNeko;いや、ノーベルさんの場合、これを加えたらグランドクロスちゅうのは、第9室の終わりのへん、ほとんど天頂のそばって位置やんか。これって、高潔な精神、高度な研究を意味する場所やし、天頂はなってったって、社会的な到達点やんか。
最高峰の科学研究を成し遂げた人を表彰するってのは、まさに自分にとっては、グランドクロスになる位置に関係したもんとちゃうんかなぁ。

おばちゃん;だからこそ、遺言になって、そして、彼の思いは生き続けてるってことかい?

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