タロットカードには、花の名前のついたカードはないんやけど、Rider Waite Tarotを見てみると、名脇役として植物が描かれてるカードは結構多いんや。
金貨のカードなんか、かなり細かく背景が書き込まれてることが多くて、足元に小さな花が咲いてたり、ブドウがなってたりするんや。
このへん、一歩一歩前進し、最後には大きな実りを手にする金貨のイメージやなぁ。
でも、脇役らしからぬ存在感を持った花といったら・・・
ひまわりや。
道を歩いてて、自分より背の高いひまわりに会うと楽しゅうなるなぁ。
まっすぐに、すっくと立ってて。
切花になっても、そういうとこは健在で、そこだけ光が当たってるような、いや、むしろ、そこから光が生まれてるような・・・。
ひまわりをいけるだけで、ほんま別の部屋みたいや。
そういや、英語の sunflower ちゅうのんも、日本語の「ひまわり」も、太陽にちなんだ名前やなぁ。
Rider Waite Tarotで、ひまわりが描かれてるカードは2枚・・・その太陽と棒のクイーンや。
まっすぐで、生きる力にあふれてて、じめじめした暗いものを祓うような明るさと強さがあって・・・2枚とも、そういうカードやなぁ。
あなたを花に例えると何ですか?
昔、そんなアンケートがあって、30代女性で、バラや百合を抑えて、みごと1位に輝いたんは、ひまわりやったんや。
私にとっても、ひまわりは、特別な花やなぁ。
まぁ、そんなわけで、このHPにも、ひまわりの写真、使ってるんやけど、な。
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