ルイス・キャロル さん

1832年1月27日、午前3時45分、チェシャー州(イギリス)生まれ

KNeko;ルイス・キャロルさん、不思議の国のアリスを書いた人やね。
そやけど、それこそ、かなり、不思議な人やったんとちゃうん。

おばちゃん;う~ん、彼には、いろんなうわさがあってな、うそも多いらしいし、今でも彼の実像を巡って論争があったりするんやで。まぁ、それはともあれ、星から彼の素顔に思いをはせてみるのんもええと思ってな。

KNeko;あは、でも、この星から見ても、不思議な人やったんは、間違いなしやろ。
みずがめ座生まれで、月&金星&火星がいて座やったら、枠を超えて飛び出していってこそ、輝くってタイプやん。軽そうに見えても、なかなかの知性派でコスモポリタンな香りがして。そやけどやっぱり、二人といない個性派タイプ。

おばちゃん;うん、確かに、このいて座の部分はかなり目立つやろな。
金星や月は、普段、比較的表に表れやすい星やし、アセンダントもいて座やからなぁ。その上、いて座のルーラー木星は、月に対してスクエア、火星にはセクスタイルで、影響力持ってるしな。
未知の世界への興味で目をきらきらさせてて、なかなかの行動派やったかもな。

KNeko;そうすると、彼がネクラやったって説は却下やね。

おばちゃん;あぁ、そやな。

KNeko;そんで、やっぱり、みずがめ座生まれに、そのいて座の特性が加わるとこに目が行ってまうわ。高尚で自由な精神ってとこが強調される組合せやもん。時に、ちょっぴり風変わりかも知れへんけど。
しかも、みずがめ座の太陽といて座の月はセクスタイルで結ばれてて、より連携して働きやすい感じやし。

おばちゃん;うん、このセクスタイルなぁ。これに、爆発的なパワーの星、冥王星を加えて、二等辺三角形で、ひとかたまりのアスペクトって見てもええかもな。みずがめ座&いて座の世界に、ターボエンジンがくっついてるかっこな。

KNeko;そっか、物事をやり遂げるタフさを持った人でもあったんかぁ。

おばちゃん;あぁ、そうやろな。その点では、やぎ座に知性の星、水星が来てるとこにも注目な。現実的にきっちり物事を考えることに長けた配置で、しかも、こっちもルーラーの土星とトラインや。おっと、冥王星とはスクエアになるか。
物事を成し遂げるって点では、やっぱり、土星と冥王星からの贈り物は格別やからなぁ。この2つの星の性質自体はだいぶちゃうけどな。

KNeko;文筆業には才能が必要やけど、なにがなんでもやりとげようちゅう根性も必要な世界やしなぁ。

おばちゃん;そやなぁ。
それと、火星までの星で見ると、いて座&やぎ座&みずがめ座の3つの星座の中に並んでるやろ。これって、なかなかドラマティックな配置やと思わへん?

KNeko;そうなん?水星や金星が太陽のまわりを離れへんことからしたら、そんなに珍しいことでもないんちゃうのん。

おばちゃん;まぁな。そやけど、12星座って1つの星座のテーマを追求していったら、新たな課題にぶつかって、それが次の星座でのテーマになるってとこあるやろ。そやから、連続した星座に星が並んでるのんってものすごドラマティックな感じするんや。特に、いて&やぎ&みずがめって、な。
いて座は、精神を開放して、思いっきり翼を広げて、飛び出していく星座やん。ただし、ちょいと足元がおろそかになったりってとこがあって、次のやぎ座では一つ一つ物事を順序だてて片付けて先へ進もうとするって感じやん。でっ、それが行き過ぎると、最初は意味があったはずの常識が常識のための常識になってしもたりするけど、それを知性をもって超えていこうちゅうのがみずがめ座やからなぁ。この3つの特性が合わさってると、どんなもんが生まれてくるんやろって思うんやわ。

KNeko;う~ん、そうなんかなぁ。みずがめ座&いて座の生み出す突拍子もないもんをやぎ座の水星が現実ベースに乗っけてくれてるって見方の方が、私にはわかりやすいんやけどなぁ。
あと、私、水のエレメントに全く縁がないとこ、インパクトあると思うんやけど。

おばちゃん;おっ、ほんまや。J・K・ローリングさんも、水のエレメントに縁の薄い星してはったし、イギリスのファンタジーって、水のエレメントの世界やないんかもな。
少なくとも不思議の国のアリスは、夢いっぱいのファンタジーちゅうよりも、妙ちくりんな世界に迷い込む話って言った方がよさそうやし。

KNeko;みずがめ座&いて座&やぎ座のトリオには、ドライでちょっぴり皮肉っぽい言葉遊びとか、似合ってそうやん。

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