ジャム

果物を買いすぎてしもた時なんか、ジャムを作る。

えっ!?難しくないん?って言われると、あぁ、難しくないで。カレーを作れるんやったら、誰でも作れるでって答える。

基本的には、果肉に砂糖をかけたんをしばらく置いてから、弱火でことこと煮詰めるだけやからな。
勝負どころは、火の止め時。これは、カレーと同じ
ほどよいとろみが出るまで、煮詰めたいけど、こまめに混ぜて、目を離さないようにせんと、こげるからな。
まぁ、失敗したとしても、それなりにおいしいのも、カレーと同じ
ある程度煮詰まるまでは、新聞や雑誌を読んだり、雑用をこなしたりしながら、時々、混ぜて様子をみるだけなんも、カレーと同じ
気が向いたら、あくを取るようにすると、仕上がりがようなるのも、カレーと同じ

山盛りの砂糖を使うこと・・・ここだけは、カレーと違う
げっ、こんなに砂糖を食べて、カロリー大丈夫かぁとか心配になるかも、な。
そやけど、そもそも、ジャムは、1年のうち、ほんの短い間の旬の果物を無駄にすることなく、他の季節にも食べたいって知恵から生まれたもんなんやろから、その原点に帰って、楽しんでみたらええやん。

しばらく保存するんやったら、保存用のビンを煮沸して・・・とかもあるんやけど、すぐに食べる分だけをお気楽に作るんやったら、そのまま保存してもOK。ただし、清潔なスプーンだけしか、入れへんように、な。

さて、大阪のおばちゃん流の作り方はだいたいこんな感じ。

<用意するもん>

■果物
作りやすいんは、いちごって言われるけど、りんごや柑橘系の果物やら、いろんなもんで作れるで。
ちょっと高めやけど、お勧めはブルーベリー。100g120円以下になったら、私は、絶対買いや。失敗が少なく、市販のジャムよりおいしく出来上がるんや。
これまで、作った中で、最高においしかったんは、桃。これは、とんでもなく贅沢。
分量は、持ってる鍋によっても違うやろけど、300g~800gぐらいで作ることが多いな。

■砂糖
グラニュー糖がええやろな。果肉の重さの50~60%ぐらいの重さが標準。

■レモン(半分から1個ぐらい)
柑橘系以外のジャムの仕上がりに絞り汁を入れると風味も色目もようなるで。

■料理用の温度計(あれば)
だいたい105~110℃で、ことこと煮詰めるとええって言うからな。あったら、わかりやすいし、失敗も少ないで。

作り方

  1. 果物を洗って水気を切る。普通食べないいちごのへたとか、柑橘系果物の種とか、皮は、取り除く。大きいもんは、小さく切る(いちご大のもんはそのまま)。重さを量る。
  2. 果肉の重さから、砂糖の分量を計算して、計る。その砂糖を果肉にまぶして、しばらく(一晩ぐらい)おく。
  3. 汁と果肉に分けて、汁を弱火にかけて煮る。沸騰したら、果肉も入れて、形が残っているのを、つぶしながら煮る。
  4. 時々混ぜて、気長に煮込む。
  5. 色に艶が出てきて、とろみが出て、ジャムらしくなってきたら、目をはなさない。こまめに混ぜる。
  6. 勝負どこと思ったら、カレーを食べるような大きいスプーンに少し入れて、冷凍庫で1~2分冷やしてみる。これで、好みの感じなら、火を止める。もう少し、煮込んだほうが・・・と思ったら、もう少し、チャレンジする。

自家製のジャムは、おいしいでぇ。

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